2011年5月15日日曜日

ガンダムが好きなんですが何か?

小学校低学年のときにガンダムに出会ってから30年ほどの月日が経ちました。
いまだに色あせないガンダムへの思い。
これほど長い間、何かを好きでいたことって、、、親くらい?

小学生時代にガンダムを見ていなかったら、
デザイナーになっていなかったかもしれません。



幼い僕がガンダムから学んだことを羅列してみる。

宇宙の仕組み
重力のこと
空気のこと
宇宙では摩擦が無いから止まらないこと
宇宙植民地の仕組み
酸素欠乏症の成れの果て
政府と反政府ということ
連邦っていうこと
戦死者は二階級特進すること
人は塩がないと生きていけないということ
大気圏に落ちると燃えること
全長18mのロボットが地球上で空を飛ぶのは大変なこと
主役ロボットも弾切れすること
悪役にも人生があること
大人よりも子供の方が感受性が高いこと
ミノフスキー物理学(架空)の概念
シドミードのこと
油性塗料とシンナーのこと
プラスチック成形技術のこと
ドーピングや薬物依存の怖さ
臆病はときとして盾になるということ
必殺技の名前を叫ばなくても敵をやっつけられること

まだまだあります。きりがないです。
すこしあげただけでもこれだけたくさん思いつく。
小学生にとっては鮮烈極まりない作品でした。

でもやっぱり、ガンダムの最大のテーマと言えば、
「人間は生活環境が変わると新しい能力を備える」です。

ガンダムは人口が増えすぎた地球から、宇宙植民地へ移住して、
それぞれの植民地が国家のような機能をもつまでに進んだ時代の話です。

「君は地球生まれかい?」
という言葉にドキドキした記憶があります。

そんな中、植民地で育った人と、地球で育った人では何かが違うのです。
思考や身体能力など。
そして、前後左右が不明瞭で、
さらに無重力の宇宙空間での戦闘を体験する中で、
新しい適応力が芽生えます。進化です。
あの有名な「ニュータイプ」ってやつです。
これが、漫画にありがちの行き過ぎた能力ではないので、
そこにリアリティを感じてしまいます。
目が不自由な人の「気」を読む力、座頭一のようなもので、
強力な「勘の類い」なのです。

結局、主役のアムロレイは、戦争の英雄にも関わらず、
その能力が強すぎて、行動監視付きの生活を強いられることになるのですけどね。

人類の永遠のテーマとも言える進化論。
ダーウインのような根源的なことは置いておいて、
小さな進化は日常的にちょこちょこ起きている。
慣れとか上達って、進化でしょ?
人はまだまだ進化すると思います。

ガンダムはこの能力を軸に話が進められるのですが、
ニュータイプへ進化する人は希で、なかなかいません。
したがって、お決まりのように、人工で能力を開発する実験を繰り返し、
人造ニュータイプを作り出します。
とても残酷に描かれています。

そして今年、『ガンダムUC』という作品を拝見しました。
そこでは、ニュータイプの能力を消してしまう機能が組み込まれた
ガンダムが登場します。
進化した人類の能力を、同種の人類が打ち消そうとする。
いろいろな比喩が含まれていますね。

3年前くらいに、尊敬するインテリアデザイナーさんから、
「宇宙人の友達がいる」という話を聞かされたことがある。
始めは半信半疑でしたが、あまりにも具体性があり、
しかも尊敬している人からの言葉なので、すこし信じています。
そのお友達は、宇宙人というよりは、特殊な能力を持った人でした。
その特殊能力を求めて、ペンタゴンから月1くらいのペースで
お呼びがかかっているそうです。
詳しくは書けません。書きたいですが、、、。
このブログが不当に削除された場合は、このネタがタブーだったとお察し下さい。

という訳で、我々が知らないだけで、じつは人間レベルを越えた能力者は沢山いて、
社会のバランスを保つためにひそかに役目を果たしている可能性が高いです。

ニュータイプ、、僕も目指します。

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