2011年5月22日日曜日

カッコいい国になろうよ

最近、自動車のリアガラスに国土交通省が定めた
低排出ガス車認定シールが貼られているのををよく見かける。
そのデザインがどうも好きになれない。
(注:人それぞれ好みがあるので、
このブログはおおうちの勝手な見解に過ぎません。)

折角、地球のために良い選択をしたのに、
これを貼られちゃうんじゃやめてやる!!って、
エコな気持ちも吹っ飛びます。
いっそ排気量8000ccのダッジラムピックアップなんかに変えちゃおうとか、
逆に不良成年を生んでしまいそうなくらいの格好わるさ。

これです。
どうですか?

これがメルセデスやBMWにも貼ってあるんだyo!(高藤風)

このシールがものすごくかっこ良かったら、
理由抜きに「貼りたい!」って気持ちが芽生えるかもしれない。
貼るために、低排出ガス車を選んじゃうくらいのことを目指さないと駄目だと思う。
だって、このシールは環境貢献の勲章でしょ。

(きっと担当したデザイナーさんも、もっとカッコいいやつをプレゼンしたけど、
こんな感じじゃないと通らなかったのだろうと推測します。)

日本って昔から、国のやることはダサイって相場が決まっている。
アニメや漫画のサブカルチャーは、民間だけで育ったから、
現在の世界的地位を築いたんだと思う。
今後も下手に公が手出ししないでほしい。

さらに言えば、人道的なことにはボランティア精神が必要で、
それで儲けたりすると偽善者と呼ばれ、
見栄え的にも地味な方が、良いおこないのような錯覚をしている。
エコロジーとかずっと騒いでいるけど、
そんなもん、奉仕の精神なんかじゃ続くわけない。
みんなが憧れるようなビジネスとして確立しないと、
25%減なんて夢物語。

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欧州車にはよくオーバルマークってやつが付いている。


上からドイツ、フランス、イギリス。
これは、昔、表記要素が少ないナンバープレートが主流だった頃、
他国に移動した車が、どこからきた車なのかが識別できず、
ややこしいことになていた時代に、
これを貼って、どの国の車かわかるようにしたものです。
強制ではないのに、ほとんどの車が貼っていた。
なぜだかわかるか、国土交通省!!

カッコイイからだよ!!
それと、母国への誇りなんだってyo!

このスキームを理解できるか!!!。

しかも、ナンバープレートとの相性も抜群です。
自動車大国ドイツのナンバー
僕が好きなリヒテンシュタインのナンバー


ちなみに、このオーバルマークは日本もあります。
海外に日本車登録車を持ち出すときは、
英語のナンバーとこのオーバルマークを貼るんだそうです。

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とにかく、
良いおこないに対しては、カッコいいご褒美や勲章をつくりませんか?


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