2011年6月7日火曜日

ブラックスワン・ハ・イガイセイ

確率論や従来からの認識・経験からでは予想できない現象を総称して
『ブラックスワン理論』と呼ぶ。
ヘッジファンド用語です。

当然のように白鳥は白いと思っていたが、
オーストラリアに黒い白鳥が生息していたことから、
びっくりしてそう名付けたそうです。

まあ、シャレてて素敵ですね。
「予想外の出来事を総称する。」
この行為自体がすてき。

私の生活では、黒い白鳥に出会ってびっくりするようなことは無いので、
自分の経験則で同じことをしようとすると、情けない名前になっちゃう。

フォーイグザンポ〜〜


『柿ピー理論』
友人と柿ピーをついばんでいたとき、
亀田製菓の理想型である「柿の種6:ピーナツ4」の割合を無視して、
「柿の種2:ピーナツ8」くらいのペースで食べてしまい、
柿の種しか残らなくなることから、
確率論や従来からの認識・経験からでは予想できない現象を総称する。


『ビュッフェが止まらない理論』
ほとんど知り合いがいないジャンルのパーティー会場で、
どう立ち回ってよいかわからずに浮きまくっているとき、
動揺を隠すために立食ビュッフェをずっと食べ続けるのだが、
予想以上においしくて、本気で食べに打ち込むことから、
確率論や従来からの認識・経験からでは予想できない現象を総称する。


『晴れの日のワイパー理論』
不慣れな車種の車を運転したとき、
ウインカーとワイパーの位置を理解せず、
曲がるたびに窓を拭いてしまい、
慌ててウォッシャー液を噴射して、
あえて窓拭いたんですけど何か?って、おすましすることから、
確率論や従来からの認識・経験からでは予想できない現象を総称する。


『下のほうがヨレヨレ理論』
書店で平積み雑誌を買うときに、
なるべく立ち読みされていない綺麗な物が欲しいので、
下のほうから取るのだが、なんと一番上のやつよりもヨレヨレで、
ヨレたやつを随時下に回していた書店員の罠にまんまとはまることから、
確率論や従来からの認識・経験からでは予想できない現象を総称する。


まあ、せいぜいこんな感じで情けないのだが、
なぜ、こんな書き込みをしているかと言えば、
ブラックスワンを見て、びっくりしたためです。

上映終了後に、まわりから聞こえてくるのは、

こんな内容だったんだ!
想像してたのと全然ちがった!
こんな映画だったんだ!
怖かった!
もっと優雅なのを想像してた!

と、予想を裏切られたという感想が多い。
自分も、内容のさわりは理解していたが、
これほどまでに強烈な内容だとは思っていなかった。
だからこそ、おもしろくて感動したんだけどね。
マイ映画ランキングで、ずっと1位だった『ピアノレッスン』を抜きました。

まさに『ブラックスワン理論を』、
映画の『ブラックスワン』で実践しちゃった感じ。



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